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先行きは暗い?中国株厳選で評判の『三菱UFJチャイナオープン』の運用成績と見通しを解説する

 

資産運用を考えている人の中には「中国」への投資を検討している人は多いのではないでしょうか。

中国への投資を考えるのであれば、会社員の方であればまず投資信託でしょう。

 

中国については以下の記事で論じていますが、

投資信託を購入する場合、つまり企業の運用のプロに任せる場合は、

どのくらいのリターンが実際に見込まれるのでしょうか?

 

<中国株式投資マップ>国(経済)・株式市場のファンダメンタルズ分析・為替リスク・有望銘柄を紹介。

 

今回はその投資信託で中国株を組み入れている

「三菱UFJチャイナオープン」

の運用状況と、今後の見通しを解説していきたいと思います。

 

その他の中国投資信託については以下で分析をしているので参考にしてみてくださいね。

 

【中国株投資信託】10商品を比較検討・おすすめの投資先は結局どこなのか?

 

 

三菱UFJチャイナオープン- 概要と運用方針 –

三菱UFJチャイナオープンは海外アジアの株式に投資対象とし運用を行なっています。

主要投資対象の市場は以下の通りです。

 

三菱UFJチャイナオープンの主要投資対象

参照:目論見書

 

中国市場だけではなく、香港取引所でも投資を行なっていますね。

資産状況と組み入れ銘柄を見てみましょう。

 

三菱UFJチャイナオープンの構成上位銘柄

参照:月報

 

やはり他の中国投信と同様にアリババ、騰訊を組み入れていますね。

 

 

では具体的な運用成績はどうなっているのでしょう。

 

 

三菱UFJチャイナオープンの運用成績・パフォーマンス

三菱UFJチャイナオープンはベンチマークを設定していませんので、

基準価額とトータルリターンをみていきます。

基準価額とトータルリターンの見方については以下の記事を参考にしてみてくださいね。

 

 

以下は基準価額の推移です。

 

三菱UFJチャイナオープンのチャート

 

一時は16.000円を超える水準まで上昇していた基準価額ですが、

中国の情勢として、すでに中国は株式バブルも終了しており、

2018年には米中戦争など国際情勢も危うい展開にあり、同地域の香港と併せて株式市場も不調ということでしょう。

では、トータルリターンをみていきましょう。

 

1年 3年
(年率)
5年
(年率)
10年
(年率)
トータルリターン 44.40% 12.45% 17.39% 11.87%
カテゴリー 43.03% 10.86% 16.04% 10.83%
標準偏差 24.73 22.47 19.09 22.14
カテゴリー 23.50 22.03 19.00 22.94
シャープレシオ 1.80 0.55 0.91 0.54
カテゴリー 1.85 0.49 0.84 0.47
ファンド数 45本 38本 35本 33本

 

トータルリターンは年率、1年で44.4%、3年で12.45%、5年で17.39%、10年で11.87%となっています。

これだけでは中国株投資信託の比較は不完全ですので、同じ分類の中国株投資信託と比較してみましょう。

 

 

他の中国株投資信託との比較

今回は以下の中国株投資信託の比較をします。

  • 三菱UFJチャイナオープン
  • UBS中国株ファンド
  • HSBCチャイナオープン、
  • 三井住友ニューチャイナファンド

 

基準価額、純資産は 2021年03月26日 現在
トータルリターン等評価情報は 2021年02月28日 現在

ファンド名 三菱UFJ
チャイナ
オープン
三井住友・
ニュー・
チャイナ・
ファンド
HSBC
チャイナ
オープン
UBS
中国株式
ファンド
販売手数料 3.3% 3.3% 3.3% 3.3%
信託報酬等(税込) 1.67% 1.98% 1.98% 1.97%
トータルリターン
1年
44.40% 51.68% 39.60% 34.28%
トータルリターン
3年(年率)
12.45% 11.06% 8.79% 13.90%
トータルリターン
5年(年率)
17.39% 16.54% 16.48% 24.00%
トータルリターン
10年(年率)
11.87% 11.83% 11.37% 16.30%
シャープレシオ
1年
1.80 2.35 1.62 1.83
シャープレシオ
3年
0.55 0.52 0.39 0.69
シャープレシオ
5年
0.91 0.93 0.85 1.36
シャープレシオ
10年
0.54 0.55 0.48 0.76
標準偏差1年 24.73 21.97 24.43 18.73
標準偏差3年 22.47 21.11 22.64 20.07
標準偏差5年 19.09 17.73 19.45 17.63
標準偏差10年 22.14 21.59 23.86 21.45

 

長期の成績でみるとUBS中国株式ファンドが非常に高い成績になっています。

ただUBS中国株式ファンドでもMSCI中国指数と同等の成績となっており、高いアクティブリターンを得ているファンドは殆どないのです。

三菱UFJチャイナオープンの高い手数料

すでに投資先としては危うい三菱UFJチャイナオープンですが、

手数料を最後に確認しておきましょう。

 

三菱UFJチャイナオープンの購入手数料は3.24%(税抜3.00%)ですね。

 

中国株式で運用する投資信託と購入手数料の相場は変わりません。

 

一般的な投資信託のアクティブ型とも手数料は同様です。

 

信託報酬は年率で1.6416%(税抜1.52%)となります。

 

信託手数料はとても高い水準にありますね。

やはり海外株式の投資信託は高い水準となってしまいます。

運用成績と比較してしまうと、やはり投資するには手数料面も厳しいと言わざるを得ませんね。

 

三菱UFJチャイナオープンのまとめ

三菱UFJチャイナオープンは、今後の株価上昇が期待されると分析されている「中国株」を厳選して、

投資運用する中国株の「プロ」の手で運用するというものですが、中国は、すでに株式バブルは終えており、今後の中国の見通しを考えると、

基準価額も低下しており、トータルリターンもこの1年はマイナス運用ですので、あまり魅力的な投資先とは言えません。

 

もし魅力的な投資先を探しているのであれば、私が独自で作成している新興国投資関連について、ランキング記事などでおすすめ投資先を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

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