ベトナム投信・ETF

【ベトナム株投資信託(アクティブ型)】4商品を比較検討・おすすめの投資先は結局どこ?

 

「新興国に投資したい」

「新興国の中でもベトナムは有望株」

「ベトナムの投資信託はたくさんあるけどどれが結局良いの?」

 

…..このように考えて、ベトナムに投資をしたい、という人は多いですよね。

 

私自身もベトナムは今後も経済成長は見込まれると思いますが、ベトナム 投資信託 とインターネットの検索で調べると商品がたくさん出てきてしまい、パッと見ではどこが一番有望な投資信託なのかわかりませんでした。

 

結果的に、金融商品の分析オタクである私は一通り分析をしてみましたが、オタクじゃないと投資をする前に精神が疲弊してしまうと思います。

 

トータルでベトナムのアクティテブ型投信は4商品ほど調べましたので、決算ではないですが、それぞれまとめていきたいと思います。

読者の方の資産運用の参考になればと。

 

さて、ちなみにベトナムの経済、個別投信分析は過去に以下で実施しています。

ベトナム投信・etf

 

ベトナム株投資信託4商品の基準価額比較

以下は4商品の基準価額の比較です。

 

ファンド名 ベトナム株式ファンド CAM ベトナムファンド ベトナム成長株インカムファンド DIAM ベトナム株式ファンド
基準価額 20,992円 18,807円 13,248円 12,881円

 

 

10,000円から始まった基準価額ですが、

ベトナム株式ファンドは2倍以上に膨れ上がっていますね。

ベトナム投信のへの一般投資家の投資意欲の高まりが見て取れます。

 

ベトナム株投資信託4商品のトータルリターン比較

以下は4商品のトータルリターンの比較です。

 

ファンド名 ベトナム株式ファンド CAM ベトナムファンド ベトナム成長株インカムファンド DIAM ベトナム株式ファンド
1年 23.68% 17.19% 20.73% 29.76%
3年(年率) 13.29% 13.98% 15.99% 10.79%
5年(年率) 13.83% 12.69% -- --
10年(年率) -- -- -- --

出典:Morning Star

 

全体的にトータルリターンは3年(年率)から直近の1年までで飛躍的に上昇していますね。

まさに国が経済成長をしており運用が成功しているといった感じです。

 

STOP 〜ベトナム株投信がこぞって組み入れているビナミルクとは?〜

今回ベトナム株投資信託を分析していて共通項がありました。

 

それはどの投信も株式の組み入れ比率1位が「ビナミルク」ということです。

 

ビナミルクとは、名前のとおり「Vietnam Milk」、つまりベトナム国内の乳製品最大手企業です。

 

時価総額は現在ベトナムでも1位なのです。日本でいうトヨタ自動車、と考えればイメージしやすいでしょうか。

今後ベトナムは経済成長が進み、国民の所得の改善によって株価は堅調に推移していくことが予想されます。

以下はビナミルクの税後利益ですが、右肩上がりに拡大しています。

 

ビナミルクの税後利益

 

 

税後利益が右肩上がりというのはすごいですよね。

株式投資の観点で、ビナミルクを各投資信託が組み入れているのは正しい判断なのか?という点にも着目して見ましょう。

 

ビナミルク株価詳細

(引用:ビナミルク)

 

 

ROE」に注目いただきたいのですが、ビナミルクのROEは44.42%というのは高水準です。

 

ROEと言えば、世界で最も有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏も注目している指標であり、企業の資本を用いて利益をどれくらいあげているかを判断する指標ですね。

 

20%以上あれば非常に効率的に利益をあげている企業であると言われています。

ビナミルクはその2倍以上と驚異的な数字を残していますね。

 

その一方で次はPERとPBRも見てみましょう。

PERは25倍、PBRは9.9倍という水準になっています。

バリュー株投資とは?PER/PBR・財政状況を基にスクリーニングしよう

 

ROEが44%であることを考えると、

3年以上保有すれば現在の株価は割安水準となってくるので、長期目線で保有するにはよい銘柄といえますね。

 

ベトナム株投資信託4商品の標準偏差比較

以下はベトナム株投資信託4商品の標準偏差の比較です。

ファンド名 ベトナム株式ファンド CAM ベトナムファンド ベトナム成長株インカムファンド DIAM ベトナム株式ファンド
1年 23.27 18.18 21.99 22.84
3年 16.78 14.32 16.37 16.88
5年 17.49 14.16 -- --
10年 -- -- -- --

 

標準偏差は投資の世界ではリスクとして認識されており、価格変動のブレ幅ということを意味します。

標準偏差は1〜10年で、最も安定しているのがCAM ベトナムファンドということですね。

 

上記でトータルリターンが唯一直近1年でプラスを維持しているDIAM ベトナム株式ファンドは、

直近1年では3番目と、ベトナム投信の中ではブレ幅が大きいのが気になるところです。

 

ベトナム株投資信託4商品の手数料比較

以下はベトナム株投資信託4商品の手数料の比較です。

 

ファンド名 ベトナム株式ファンド CAM ベトナムファンド ベトナム成長株インカムファンド DIAM ベトナム株式ファンド
販売手数料 3.24% 3.24% 3.24% 3.24%
信託報酬等(税込) 1.92% 2.57% 1.85% 1.87%

 

販売手数料はいずれも3.24%ですが、

CAMベトナムファンドが突出して高いですね。

直近1年でトータルリターンは4商品の中では最も低いCAMベトナムファンドですが、

価格のブレ幅は小く、リターンが低いと言っても17%台を達成していますので、

ベトナム投信の中でもリスクをできるだけミニマイズしたいと考える人は手数料が高くても納得するのではないでしょうか。

 

私はやはり投資信託自体にも懐疑的で、手数料が高くなる点は納得がいかず、

私自身のポートフォリオに投信を組み入れることはないですが。

投資信託は儲からないのはなぜ?本当におすすめの運用先とは

 

まとめ

結局どのベトナム株投資信託を購入すべきか?という点ですが、

私であればこの4つの中であればDIAMベトナム株式ファンドになりますね。

 

トータルリターンは高く、標準偏差こそ少し高い水準にありますが、

手数料も特段この4商品の中では高くなく、客観的に一番合理的な選択となるでしょう。

 

ただし、この4商品の中で最も合理的と言えるDIAMDIAMベトナム株式ファンドも、

実はベトナム指数をアンダーパフォームしています。

 

当期中の基準価額と市況の推移

 

更に長期の成績を比べると、特にベトナム株が不調であった2016年度の成績に顕著な差が出ています。

ベトナム株式指数が▲8.5%の一方、DIAMベトナム株式ファンドは▲20.8%と、

指数に対して12%ものドローダウンとなっています。

 

当期中の基準価額と市況の推移

 

市場平均に対してプラスのリターンを狙うアクティブ型の投資信託としては指数に大幅に負けていることも、

念頭に入れた上で購入することをおすすめします。

 

さらにおすすめの投資先に関してはランキング記事にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

-ベトナム投信・ETF

© 2021 新興国株式投資で大きく資産を殖やそう!! Powered by AFFINGER5