【一人旅】スリランカ旅行記⑤:ヌワラエリヤで紅茶工場を見学しヘリタンスティーファクトリーでハイティーを堪能!高原列車で優雅な景色を楽しもう!

Reisverslag van Sri Lanka

Solo reizen: Sri Lanka reisverslag deel 5: Een rondleiding door een theefabriek in Nuwara Eliya en genieten van high tea bij Heritance Tea Factory! Geniet van het elegante landschap vanuit de Highland Train!

29 mei 2019

前日までスリランカの世界文化遺産5つを弾丸で観光してきました。

スケジュールは以下の通りです。本日は旅行5日目で11月14日の旅行記をお伝えしていきたいと思います。

スリランカ旅行のスケジュール

スリランカ旅行の全行程についてまとめたものは以下となります。

 

4日目のダンブッラとキャンディ仏歯時の観光は以下です。

 

本日5日目は世界文化遺産を一旦離れて紅茶の国スリランカを堪能してきました。スリランカといえば紅茶が名産となっておりセイロンティーとして有名ですね。

セイロンとはスリランカのことです。ちなみに生産量はインドについで世界第2位となっています。北海道の8割しかない国土面積から考えると圧倒的な生産量ですね。

スリランカの最大の輸出品である全輸出金額の10%以上を占めています。国内の殆どで紅茶は生産されているのですが、中でも観光客に有名なヌワラエリヤについて取り上げていきたいと思います。

ヌワラエリヤの位置

それではヌワラエリヤがどのような場所にあるのかを見ていきましょう。

キャンディーの南部に位置

ヌワラエリヤは前日観光した街自体が世界遺産であるキャンディと近い位置に存在しています。

ヌワラエリヤの位置

 

アヌラーダプラとポロンナルワとアヌラーダプラを結ぶ文化三角地帯にシギリヤロックを含む5個の世界遺産が密集しています。

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文化三角地帯の世界遺産を堪能した後に南部のヌワラエリヤに足を延ばすのが効率的です。一般的には文化三角地帯の最南端に位置するキャンディから足を運ぶ観光客が多いです。

標高は高くハイグロウンの名産地として有名

スリランカの紅茶の風味は標高によって三種類にわかれます。

  • ローグロウン:標高610m以下
  • ミディアムグロウン:標高610m-1220m
  • ハイグロウン:標高1220m以上

ヌワラエリヤの標高は1800m-1900mなのでハイグロウンの代表的な産地ということになります。

ヌワラエリヤの紅茶の特徴は黄金色で繊細な香り、際立つ清涼感が魅力とされています。

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また標高は2000mと高いので高温のスリランカにおいてもかなり涼しくなっています。

年間を通して15度程度の気温となっているので寒いのが苦手な方は羽織る上着を持参された方がよいでしょう。

 

ヌワラエリヤへは高原列車を利用!

キャンディからヌワラエリヤには高原列車で車窓から茶畑を見ながら行くのが一般的です。

鉄道は1858年に紅茶を運ぶために植民地時代のイギリスが作りました。車の移動では味わえないレトロな雰囲気が何ともいえず虜になってしまいます。

キャンディからナヌ・オヤまでが人気の区間

高原列車はキャンディからヌワラエリヤのナヌ・オヤまでの区間を結んでいます。

 

キャンディからヌワラエリヤへの高原列車

キャンディの駅は市街地からすぐの所に存在しているので簡単に乗ることが出来ます。所要時間は4時間で紅茶畑の景色を堪能することができます。

以下はキャンディ駅ですが筆者はランカミーのチャーターを使っているので朝ホテルから5分ほどで向かうことができました。

右下にうつってるのが筆者のスリランカ旅行の旅をトータルサポートしてくれたアサンカです。

 

キャンディ駅

 

高原列車は予約することができるのか?

スリランカで電車を日本から予約することは難しいです。

主要都市であるコロンボからキャンディの区間ですら予約できません。

しかし、ランカミー(Lanka Me)ではドライバーに最低でも5日、出来れば1週間以上前にリクエストしておけば予約しておいてくれるそうです。

筆者は後から知ったので残念ながら予約席を取ることができず、後でお伝えするように悲惨な立ち地獄を味わうことになります。

高原列車は以下の3つの車両の種類が存在しています。

 

【展望列車(Observatory Train)】

全面ガラス張りで景色を目一杯に堪能することができる最も人気の車両です。

価格は1500スリランカルピーで日本円で約900円です。

出発の10日前から窓口で予約可能となっています。

展望列車は非常に人気なのでどうしても乗りたいという方は予めタクシーチャーター会社等にリクエストしておきましょう!

【2等車両】

座り心地は展望列車と変わりませんが全面ガラス張りではありません。

価格は展望列車の8分の1の220スリランカルピーで日本円で約130円となります。

2等車両は予約席が1車両ですが、それ以外は予約席ではありません。

筆者は2等車両に乗ったのですが、以下の通り混雑しており4時間の乗車時間のうち3時間を立って耐えることになりました。

2等車両

Screenshot

2等車両と3等車両は当日の購入でも十分に購入することが出来ます。

以下は当日の購入窓口ですがアサンカが手配してくれたので筆者はお金を払うだけですみました。

キャンディ駅の切符売り場

【3等列車】

現地の方に人気で日本の満員列車のようなすし詰め状態となってしまいます。

正直観光客にはおすすめできません。

価格は80スリランカルピーで日本円で約50円となります。

 

出発時間と所要時間は?

キャンディ駅からナヌ・オヤ駅までの列車は1日3本出ています。

1本は6時半で、2本目は9時、3本目は不明ですがお昼時にでます。

以下時刻表ですがナヌ・オヤは終着駅ではないのでBADULLA駅行の電車に乗り込みます。

乗り込む列車

筆者は9時の列車に乗り込みましたが、当然のように9時10分に遅れてやってきました。

因みに本来は12時50分にナヌ・オヤ駅に到着する予定でしたが、遅れに遅れて実際到着したのは1時50分となりました。

新興国では時間に正確ではない方が一般的なので憤慨せずに、そういうものだと気持ちを大きく持ちましょう。

景色が良いのはどちら側?

高原列車等の景色を楽しみ列車で重要なのが、どちら側の眺望が素晴らしいかという点だと思います。

以下はキャンディ駅のホームなのですが、列車の侵攻方向右側の景色が終始よく、左側は一部区間を除いて景色は悪かったです。

狙うのは右側の窓際の席であるといえます。

高原列車の景色が良いのは右側

 

しかし、混雑によって席に座ることが出来なかったとしても諦めるのはまだ早いです。

列車の乗り込み口はドアがなく開放されているので外の景色をフルスクリーンで見ることが出来ます。

ドアは足を投げ出して座ることもできます。

欧州の方も直で座っていましたが、気になる方は新聞紙や座る用の布を持参された方がよいでしょう。

因みに右はドアから身を投げ出し続けている中国人ですが、フランス人女性に景色は貴方だけのものではないと叱責を受けていました(笑)

電車の車窓から

電車の車窓から

 

車窓からの景色

最初の2時間は非常につまらない田舎道をただひたすら進む区間となります。

途中で最初から座っていた現地の方が降りるので、席に座りたい方は現地の方が座っている席の横で待機しましょう。

2時間ほどすると高原エリアに近づき以下のような果てしない茶畑が連綿と続く様子を見ることが出来ます。

車窓から

車窓から

車窓から

 

上記は先述したドアから景色を撮影したものです。

『世界の車窓から』を事前にダウンロードして楽しむと良いと思います。(笑)

 

ナヌオヤ駅到着後に約40分の車移動でヘリタンス・ティー・ファクトリーへ

ナヌオヤ駅では先に車でついていたアサンカがホームで筆者を待ってくれていました。

ホスピタリティが今日も非常に高くて感心しています。

ナヌオヤ駅

 

因みに筆者がナヌ・オヤ駅についたのは13時50分でしたがアサンカは11時には到着していたそうです。

如何に高原列車が遅いかがお分かりいただけたかと思います。ナヌ・オヤ駅は昼真っ只中でありましたが涼しく、夜はヒーターが用意されていました。

常に30度近い地上とは大きな差ですね。その後、ラグジュアリーホテルとして有名なヘリタンス・ティー・ファクトリーに車で40分ほどかけていきました。

ヘリタンス・ティー・ファクトリー (Heritance Tea Factory)で茶積み・ハイティーを味わう

ヌワラエリヤに到着したら紅茶工場で茶畑を見学して『美味しい紅茶』を味わうのがよいでしょう。

中でも筆者が実際にとまったヘリタンス・ティー・ファクトリーは非常におすすめできるホテルです。

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筆者が宿泊したホテルの中でも群を抜いて快適で是非とも皆さんも体験していただきたいと思います。

古びた外観とは裏腹におしゃれな内装

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ヘリタンス・ティーファクトリーは筆者が2日目、3日目に宿泊したヘリタンスカンダラマの系列ホテルです。

ヘリタンス・ティーファクトリーは元々紅茶工場として運営されていた建物をヘリタンスグループが買取りホテルとして改装しました。

外からみた外観は病院みたいで、最初がっかりしました。

ヘリタンスティーファクトリー

しかし、内装は洗練されており紅茶工場の趣を残しながらも高級ホテルの様相を呈しております。

以下はReceptionで右は伝統的なエレベーターです。

ヘリタンスティーファクトリー

ヘリタンスティーファクトリー

 

さらに部屋も実際に筆者が止まった宿泊部屋ですが非常に綺麗で快適な内容となっています。

バスローブ、シャンプー、ボディーソープ、ドライアーも備え付きで女性も嬉しい内容となっています。

 

ヘリタンスティーファクトリーの内装

ヘリタンスティーファクトリーのシャワールーム

 

 

茶積み体験で紅茶の製造過程を学ぶ

更に同ホテルでは茶積み体験を行うことが出来ます

茶積み体験はたった500スリランカルピー(約300円)で体験することができます。

1時からと3時からの回があり、事前予約が必要なのですがHPの予約フォームは壊れており、メールしても返答なしでした。

 

そこで旅行3日目にアサンカにお願いしてホテルに電話して予約を抑えてもらっていました。

ドライバーだけでなく、ガイド、予約の取得までトータルサポートしてくれて本当に助かっています。

 

 

下記は茶積みしている時の写真ですが案外難しくて手こずります。

筆者は30分で200g程度しか積むことができませんでしたが、右の写真でいかにもベテランな女性は1日8時間で20kgを積むそうです。

ハンパじゃないですね。摘み取った茶の木は2週間でまた芽がでるので紅茶畑を刈り取りおわることはないそうです。

茶摘み体験

 

茶摘みの後は紅茶の製造工程の説明を受けることができます。

以下筆者のつたない英語力で必死に聞き取った内容を共有します。

 

【①:摘み取った紅茶を10時間風を送って乾燥させる】

以下のヒーターで風を送り続けます。

ヒーターで風を送る

【②:乾かした茶葉をすりつぶす】

乾燥しただけでは形がそのままなので紅茶の小ささになるまですりつぶします。

乾かした茶葉をすりつぶす

【③:大きさでふるいにかけて発酵させる】

すりつぶした茶葉を以下の機械でふるいにかけてある一定以下の大きさのものだけ合格となります。

不合格となった茶葉はもう一度②の機械ですりつぶします。

大きさでふるいにかけて発酵させる

 

合格した茶葉を発酵させます。(発酵する機械はなし)

発酵するまでは緑色だった茶葉が発酵によって黒くなります。

 

【④:茶葉の茎の部分を取り除く】

茶葉は摘み取った時は以下のような形をしており、葉っぱ以外にも茎があります。

摘み取った茶葉

そのため、以下の機械で発酵した茶葉から茎の部分を取り除きます。

茶葉の茎の部分を取り除く機械

 

 

【⑤:粉末の大きさ毎に振り分ける】

最後に茶葉を大きさ毎に振り分けます。

粉末の大きさ毎に振り分ける

振り分けられる紅茶の種類はヘリタンスティーファクトリーでは以下となっています。

 

Orange Peko:比較的大きく味がうすいのでストレートで飲む用
BOP:比較的小さい粉末で味がこいので砂糖をいれることが推奨される
BOPF:小さい粉末で味が非常に濃いのでミルクティーでのむのが一般的
DUST:更に小さい粉末で味が濃いことにこだわりのある人向け

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ヘリタンスティーファクトリーで製造された紅茶はホテル内で購入することができます。

BOPFが250gで650スリランカルピー(約400円)、オレンジペコが250gで550スリランカルピー(約150円)とお得な内容となっています。

 

茶摘みの後はハイティーを味わう

アフタヌーンティーは良く耳にすることがあるかと思いますが、ハイティーは初耳の方がおおいのではないでしょうか。

ハイティーはアフタヌーンティーより更に遅い時間に夕食を兼ねて家族と共に楽しむものです。

19世紀に北イングランドとスコットランドで産まれた文化で、当時大英帝国の植民地であったスリランカにも文化が輸入されました。

ヘリタンス・ティー・ファクトリーでは1500スリランカルピー(約900円)で11:00-17:00の間にハイティーを提供しています。

中でも外でも味わうことができますが、折角なので外で味わうことにしました。

ハイティー

 

因みに上記が1人前という巨大サイズで筆者は2割程残してしまいました。

もちろん紅茶はお代わり自由ですがポット1杯もあれば十分です。筆者はBOPFをミルクティーでいただきました。

 

紅茶は自前の畑で採って製造したものでオーガニックで非常に香り高く美味しい紅茶でした。

この量で900円は破格の価格だといえるでしょう。

順に見ていきたいと思います。

 

【頂上:各種ソース】

ハイティーの1段目は各種ソース類です。

手前3つが2段目のスリランカ料理用で、向こう3つがチョコソース、クリームソース、いちごジャムで3段目のお菓子用です。

ハイティーの1段目

【2段目:スリランカ料理】

2段目はスリランカ料理で街中でよくみかけるスリランカ風のファストフードが並んでいます。

味は正直日本人にはあまり響かないものかなと思います。。

ハイティーの2段目

 

【3段目:西洋風のお菓子】

3段目は一般的に洋菓子とされている内容です。植民地時代にアフタヌーンティーの文化が入ってきたことが要因だと考えられます。

ハイティーの3段目

 

価格は高級だが絶対に体験しておきたいホテル

ヘリタンス・ティー・ファクトリーは高原列車のナヌ・オヤ駅からは10km以上離れています。

そのため、タクシーでの移動が必須となります。

ヘリタンス・ティー・ファクトリーの位置

 

同エリヤは公共交通機関が発達していないので、基本的にはどの紅茶工場にいくにもタクシーでの移動が必要となります。

筆者はスリランカの空港に到着時からスリランカ・タクシー・サービスのタクシーチャーターを利用しました。

キャンディーの駅で一旦お別れしたドライバーがナヌ・オヤ駅でちゃんと待ってくれていたので非常に便利でした。

 

 

ヘリタンス・ティー・ファクトリーの大人2人1泊の公式価格は$200-$250となっており、スリランカでは非常に高級な宿泊施設と言えます。

流石ヘリタンスグループの宿泊施設といったところですね。

ただホテルを安く予約出来ることで定評のあるエクスペディア経由で予約すると同じ条件でも17000円程度で予約することが可能です。しかし、紅茶をスリランカ旅行のメインに考えられているのであれば一泊するのを検討してもよいでしょう。

ヘリタンス・ティー・ファクトリーに宿泊することで上記紹介してきた様々なサービスや体験をすることができます。

Samenvatting

ヌワラエリヤはスリランカのハイグロウンティーの名産地です。

スリランカ遺産巡りの拠点であるキャンディーから近く高原列車も魅力ということもあり、外せないエリアといえるでしょう。

明日はホートンプレイズ国立公園に朝5時に出発するので今日は早めに急速を取りたいと思います。

Om uw reis naar Sri Lanka tot een geslaagde ervaring te maken!

De auteur heeft tijdens zijn studie en zijn werkzame leven meer dan 40 landen bezocht.

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Sri Lanka heeft echter nog steeds geen goed ontwikkeld openbaar vervoerssysteem, waardoor het huren van een taxi de meest haalbare optie is om je te verplaatsen.

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De auteur maakte gebruik van de dienst 'Lanka Me' van Sri Lanka Taxi Charter Service om Sri Lanka op een efficiënte manier te verkennen.

ランカミー(LankaMe)

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De website van Lanka Me

 

 

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