最終日は旅の疲れを癒すべく、また日本では高価で手がでないアーユールベーダを体験してからコロンボを観光し日本へと帰路につきました。
→ 【スリランカ旅行記⑧】ゴールからコロンボに向かい観光!バワ建築の寺院とアフタヌーンティーを堪能。
こでまでのスリランカ旅行記は以下で網羅的にまとめています。
→ スリランカに個人旅行する上で必要なことを経験者目線で解説!!「スリランカタクシーサービス」を駆使して効率的に世界遺産を巡ろう!
本日は最終日ということで悲しい気持ちですが、旅の締めくくりをお伝えしていきたいと思います。
コロンボ市内で日本語対応可能なExserendibで本格的なアーユールベーダを体験
Exserendib Ayurveda Cure & Therapyは日本語対応可能なコロンボ市内にあるアーユールベーダスパです。
→ Exserendib Ayurveda Cure & Therapy
価格は90分コースで13000スリランカルピ(約8,000円)ー〜16900スリランカルピー(約10,000円)とそこまで高くありません。
2日目にいった現地のスパと同様の価格でしたが筆者としては今回のExserendibの方が満足度は格段に高かったです。
筆者はNo.A-3のマッサージとシロダーラとスチームサウナのコースを選びました。
尚、同SPAは120分コースや180分コースも用意されています。
医師との面談
アーユールベーダは医療の一環としての位置付けなので最初に医師の診断が15分ほど行われます。
生活習慣から脈拍、血圧まで見てくださりベテランの医師が筆者の体を診断してくれます。
面談の結果以下の診断書をもらえます。
人間にはVATAとPITTAとKAPHAの3種類の構成要素があると東洋医学では考えられています。
In the medical certificate, three Dosha balances and personal constitution, such as "Vatha (energy related to movement and circulation)" "Pitha (energy related to blood circulation)" "Kapha (energy to form body tissue)" .
参照:Exserendib
Vathaは運動や循環器系に関連する力、Pithaは血流に関連する力、Kaphaは人間の細胞を作る力だそうです。
マッサージの後に筆者がどのような状況で、今後どう生活するべきかの診断書をもらいます。
マッサージを受ける
施術室は非常に清潔感がありリラックスした状態でマッサージに臨むことができました。
40分間のマッサージを行ってから、左奥に見えている容器を使って手動で30分間シロダーラを行っていただきます。
シロダーラはアーユールベーダ特有の施術で頭に一定の量のオイルを流し続けます。
まるで迷走状態にはいったかのような気分になれるので是非とも体験していただきたいです。
その後20分間以下の容器の中にはいってスチームサウナを味わいます。
容器を開けた後は気持ちの良い汗がいっぱい出ていました。
施術後はシャワーを浴びて受付に戻ります。
診断書を受け取る
マッサージが終わったら最初の診断結果を受け取ります。
以下が筆者に診断書です。
3つの構成要素は生まれた時に定まっていて、筆者の生まれた時点での構成要素は以下の通りだそうです。
Vata:28
Pitta:42
Kapha:30
合計:100
そして30歳となった現在の構成は以下となっています。
Vata:30
Pitta:44
Kapha:32
合計:100
殆ど生まれた時の正常な状態に近いので貴方は健康ねと太鼓判を押されました。
手首を触り集中した様子で読み取っており、長年の経験によってわかるようになるそうです。
また今後気をつけるべき生活習慣についても指導をうけました。
食べた方がよいもの、あまり食べない方がよいものまで細かく指導を受けます。
非常に満足度が高かったです。
日本語での電話予約もできるので是非とも体験してみましょう!
関連:アーユルヴェーダとは?理論・歴史とスリランカの体験施設をご紹介
熱気溢れるコロンボのペター地区を散策
マッサージが予想以上に時間がかかり10時に開始して12時半になっていたので急いで観光を始めました。
まず連れて行ってもらったのがペター地区です。
ペター地区は新興国独特の熱気につつまれており、筆者は圧倒されました。
今後成長していく国であることを皆さんも実感されることかと思います。
フォート地区の中には仏教徒が多いスリランカには珍しくムスリム寺院が存在しています。
バワの住まいであったナンバー11を観覧
ヘリタンスカンダラマや昨日のGangarama sema mailkayaを始めとした建物を建築してきたジェフェリー・バワ。
彼の最後の住まいであるナンバー11を14時から観覧しました。
ちなみに観覧料は1000スリランカルピー(約600円)と少々高めですが、ガイドが事細かに説明してくれます。
以下はバワが実際に使用していた執務室です。
1930年代製造のバワが購入したロールスロイスです。
今の車の形とは違って風情にあふれていますね。バワはロールスロイスを運転したことはなく観賞用として購入されたみたいです。
以下は見通しのよい廊下です。
左奥に見られるフクロウはヘリタンスカンダラマで見られたコウモリと同様のモニュメントですね。
寝室やリビングは撮影されることは許されませんでした。
しかし、常に30度近いコロンボ市内において日中でもエアコンが必要ないように自然の風を取り入れる設計がなされていました。
エアコンの涼しさとは違い自然の心地よい涼しさを赤道に近い国の真昼間に体験することができるのはおすすめです。
名残を残しつつバンダラナイケ国際空港へ
いよいよ筆者のスリランカ世界遺産を巡る旅も終局を迎えます。
コロンボから空港までは空いている時間だと30分、混雑時ですと1時間ほど掛かります。
バンダラナイケ国際空港で9日間全てにおいてトータルサポートを行ってくれたアサンカと別れを告げます。
哀愁漂う時間になり、久方ぶりに涙が溢れ出てきそうになります。
アサンカの在籍するスリランカタクシーサービスはクオリティが高くホスピタリティに溢れているので皆さんにも自信を持っておすすめできます。
以下、筆者の体験を含めて魅力をお伝えしていますので参考にしていただければと思います。
→ 【Sri Lanka Taxi Service】口コミで評判のチャーター業者『スリランカタクシーサービス』を実際利用した旅行者目線で徹底紐解く!
トランジット便なのにチケットが1枚しかない!?
旅行は日本の家につくまでです。
まだ長いフライトと乗り継ぎが待っています。
【筆者の便】
コロンボ→上海(経由)→成田
バンダラナイケ国際空港で中国東方航空でチェックインをした時にコロンボから上海までの1枚しかチケットを貰いませんでした。
行きで羽田でチェックインした時は羽田→上海、上海→コロンボの2枚のチケットを貰っていました。
参考:【スリランカ旅行記①】羽田空港からの乗り継ぎを経てバンダラナイケ国際空港へ!ネゴンボの宿までの道程を紹介。
筆者は違和感に気づかず出国手続きを行い搭乗ゲートに向かう途中で乗り継ぎ便のチケットがないことに気がつきました。
一瞬パニックに陥りかけたのですが、近くんインフォメーションで聞いたところ以下の通り問題がないことがわかり落ち着きを取り戻しました。
どうやら経由便のチケットを渡すカウンターと渡さないカウンターがあるそうです。
乗り継ぎ便分については上海のTransfer counterで中国での出国手続きを取らずに受け取ることができるとのことです。
実際上海空港でTransferの矢印にしたがって進むとTransfer counterが用意されており問題なくチケットを受け取ることができました。
皆さんも同様の事態になっても焦らなくても大丈夫ですよ。
ただし、チケット発行に筆者同様に多くの人が並ぶので20分ほど時間がかかりました。
経由地での乗り継ぎ時間に余裕のない方は最初の出発地で2枚チケットを要求しておいた方がよいでしょう。
スリランカ旅行を終えて
筆者のハイライトとしては観光地はやはりシーギリヤロックでした。
写真では何度も見ていたのですが、やはり実際にみてみると壮大さは圧巻でした。
是非自身の目でみて、足で辛い階段を登ってスリランカの歴史に思いを馳せていただきたいと思います。
また、宿泊地で最も良かったのはヌワラエリヤで宿泊したヘリタンス・ティーファクトリーです。
おしゃれな作りなのは言うに及ばずですが、茶摘み体験、紅茶工場見学、ハイティーと大変満足できる内容でした。
ヌワラエリヤにお尋ねの際は是非とも立ち寄っていただけたらと思います。
今回は世界遺産にフォーカスした旅を送りました。
しかし、スリランカにはまだリゾートエリアやサファリなどの名所がまだまだ残されています。
次回訪れる際は世界遺産以外のスリランカの側面を紐解いて行きたいと思います。
関連:スリランカに個人旅行する上で必要なことを経験者目線で解説!!「スリランカタクシーサービス」を駆使して効率的に世界遺産を巡ろう!