筆者は2019年11月10日から11月18日にスリランカ旅行に行きました。
8個の世界遺産を全てまわるために以下のプランで巡りました。
地図で表すと以下の通りとなります。
今後複数回にわけてスリランカ旅行記として筆者のスリランカ旅行の全行程をお伝えしていきたいと思います。
本日はスリランカ旅行の準備段階から乗り換えを経て、スリランカの空の窓口である『バンダラナイケ国際空港』までの道程を中心にお伝えします。
おそらく乗り換えについては不安に思われている方もいらっしゃると思います。
是非、当記事を参考にしていただければと思います。
スリランカ旅行の準備を行う
旅行は準備段階から始まっています。
スリランカ旅行を行うにあたっても以下の準備が必要となってきます。
- 航空券を取得する
- ホテルを取得する
- 移動手段を確保する
- 現地でネットが使えるようにSIMフリー設定を行う
- 持ち物を用意する
スリランカ旅行を行うに際しての準備段階については以下の記事で網羅的にお伝えしていますので参考にご覧下さい。
また、必要な持ち物や服装については以下で詳しくまとめていますので参考にしてみてください!
関連:スリランカ旅行の持ち物リスト|入国・観光や衛生面での必需品!コンセントや衣類はどう選ぶ?
筆者はSanifer超大容量 ビジネスリュック メンズ 3WAYとボストンバックの軽量で8泊9日の旅を乗り切ることにしました。
PCも入りますし、様々な詰め込み口があるのでかなり便利でした。
羽田空港でのチェックインから搭乗の過程
筆者の便はトランジット便です。
羽田空港から一旦、上海浦東国際空港経由でスリランカのバンダラナイケ国際空港へと向かいます。
スリランカに個人旅行する場合、直行便と乗り換え便で価格に3倍の開きがあるので、乗り換え便は面倒ですが非常におすすめです。
以下、実際に筆者が航空券を取得した画面を含めて解説していますので参考にしてみてください!
関連:スリランカ旅行の前準備を徹底解説!格安航空券やビザの取り方から旅程の組み方まで完全網羅。
ポケットWiFiを羽田空港でピックアップしてチェックインを行う
筆者はPCを使う予定でしたのでグローバルWiFiでポケットWiFiを契約していました。
関連:スリランカでのインターネット確保の手段を徹底解説!SIMカードとポケットWi-Fiを検討しよう。
そのため、6:30に羽田空港2階の受け取りカウンターでまずはポケットWiFiをピックアップする必要がありました。
前日に以下の通り受け取り場所についての連絡があります。
上記地図を見てもよくわからないと思いますが、2階の京急のインフォメーションセンターを真っ直ぐ進めばたどり着くことができます。
この道を真っ直ぐです。
空港で場所が分からなくなったら、わかりやすい場所に設置されているインフォメーションセンターに聞いて時間を節約しましょう!
筆者の便の出発時間は8時40分でしたので受け取り開始時間の6時半に受け取りにいきました。
更に早い便の方にはロッカーでの受け取りサービスも準備されています。
正直今回ロッカーで受け取った方がよかったなと後悔しました。
というのも6時半ジャストに行きましたが大行列ができており焦る結果となったからです。
ただ30分程かかるかなと不安になりましたが、手際がよく15分程並ぶ程度で受け取りまで完了することができました。
因みにグローバルWi-Fiは該当国以外では使用することができません。
日本や経由地の上海では使えないので電源はオフにしておきましょう!
搭乗時間に余裕がない方は、ロッカー受け取りか6時30分前から並んでおいた方がよいでしょう。
グローバルWiFi受け取り後、チェックインカウンターに向かいました。
チェックインを行う
格安の1回乗り継ぎ便の場合は主に以下の三社の便が乗り入れています。
1.エアアジア:クアラルンプール経由でバンダラナーイケ国際空港
2.中国東方航空:上海経由でバンダラナーイケ国際空港
3.スクートからタイ・ライオンエア:バンコク経由でバンダラナーイケ国際空港
筆者は乗り継ぎ時間の短さと安さから2を選択しましたが、日程によっては1の選択肢が有効な場合も多々あります。
3つ目の選択肢は乗り継ぎ時間が長い上に、航空会社が変わるのであまりおすすめできません。
筆者が選択した中国東方航空やエアアジアの場合は一つの航空会社での乗り換えなので荷物の経由地でのピックアップの必要はありません。
心配な方はチェックインカウンターで確認するとよいでしょう。
ちなみに筆者は乗り継ぎ便の場合は以下二点を確認するようにしています。
・荷物は経由地でピックアップ必要があるのか?→今回のケースは航空会社が同じなため必要ない
・経由地では経由地の入国手続きをする必要があるのか?→必要ないとのこと
チェックインカウンターは出発階の電光掲示板に表示されています。
筆者が利用する中国東方航空はLでのチェックインとなっていました。
2時間前のチェックインでも20分ほど待ちましたので時間に余裕は持っておくにこしたことはありません。
チェックインに必要な書類はパスポートよeTickekだけです。
預入荷物にはモバイルバッテリーは持ち込めないとのことでしたので、手荷物に移し替えておきましょう。
ちなみに筆者の便は8時40分発なのですが、搭乗開始は8時ジャストですので最低でも2時間前の6時30-7時の間にはチェックインを行いましょう。
出発時間=搭乗時間ではないというのは海外旅行初心者の方は勘違いしがちな点かもしれません。
最後の日本食を済ませて搭乗
空港での醍醐味は最後の日本食を胃の中に収めることだと思います。
チェックインを済ませて7時時点で4階のフードエリアで開いているのは以下の三店舗でした。
- ラーメン:世田谷
- 寿司:江戸前横丁
- うどん:つるとんたん
筆者は世田谷の『つけ麺』を食べてから手荷物検査と出国手続きにうつりました。
少し塩辛かったですが、わりとあっさりめのラーメンで心置きなくスリランカカレーへと移る準備が整いました。
手荷物検査のあと、出国検査に進みましたが非常にスムーズに進みました。
出国検査は少し前までは人が全て行なっていましたが、現在はセルフ出国手続きができるようになり時間が大幅に短縮されています。
筆者は結局人が行なっているカウンターが待ち人数0人でしたのでスムーズに終了することができました。
手荷物検査から出国って続きで15分程度で終了したのは驚きでした。
ただ上海東方航空は搭乗口が最も遠い142番ゲートで出国手続き完了地点から10分ほど歩く必要があります。
筆者は7時にチェクインを済ませてラーメンを食べて7時40分には搭乗口に到達しました。
羽田空港は至る所にコンセントが用意されているため、早くついたら携帯やPCの充電を行うことができるのがありがたい点です。
上海浦東国際空港でのトランジット
中国東方航空の飛行時間は約3時間半でした。
その間に一回昼食がだされたのですが、あまりにもまずかったので一口しか食べることができませんでした。
中国東方航空に乗る前には腹を満たしておきましょう。
後注意点としては機内の寒さですね。
筆者は11月という冬の季節に搭乗したにもかかわらず冷房ががんがんに聞いており、東京-上海間と上海-コロンボ間全てで震えていました。
幸いユニクロのウルトラライトダウンがあったので命拾いしたといったところです。
8:40に羽田を出発して、現地についたのは11:00です。
時差が1時間存在しているので、結局3時間ほど搭乗していたことになります。
最後の方に乗り換え便についてのアナウンスが中国語、英語、日本語の順番でなされます。
内容はシンプルなものでチケットに書かれている搭乗口に向かいなさいというものでした。
実際にトランジットでは通常の上海が最終目的地の方と同じような順路で進みます。
もし分からなければ、立っている職員にチケットを見せてトランジットと一言いえば経路を教えてくれます。
到着TerminalはTerminal3なのですが、入国審査をされる方も筆者のようにトランジットをする方もterminal1に行くことになります。
途中で空港内の電車に乗って移動を行います。(全員が同じ順路ですので不安になる必要はありません)
電車でTerminal1についた後に入国する人と、トランジットの人で分かれます。
Trnasferの方は下記の看板をみたら赤い職員にチケットをみせましょう。
Immigrationと書いてある方にすすんではいけません。
Transferにも二種類あります。
中国国内Transferと海外並びに香港、マカオ、台湾へのTransferです。
筆者はスリランカなので後者の方向に案内がなされます。
その後、簡単なパスポートとチケットの審査があります。
これに関しては入国するわけでもないのに何故存在しているのかが謎なのですが、文句を言っても仕方ありません。
特に上記の審査で何かを聞かれるということはありません、。
審査が終われば自分のチケットに記載されているゲートまでいき無事トランジットが完了となります。
荷物のピックアップをしなくてもよい分楽ですね!
コロンボのバンダラナイケ国際空港へ到着
筆者は13時40分に上海をでて予定では19時にコロンボのバンダラナイケ国際空港に到着する予定でした、
しかし、何故か実際に到着したのは大幅に早い17時50分でした。
因みに日本とスリランカの時差は3時間30分で、中国とスリランカの時差は2時間30分ですので飛行機に乗っている時間は7時間40分となります。
以下の通り地図でみると相当な距離があることがわかりますね。
中国東方航空は日本人利用客もおおいためか日本語の映画も用意してくれています。
筆者は池井戸潤氏脚本、野村萬斎氏主演の『7つの会議』をみましたが、非常に面白かったのでおすすめです。
着陸した瞬間にするべきことはグローバルWiFiにスマホを繋ぐことです。
といっても非常に簡単で受け取りの時に説明を受けた電源ボタンをおしスライドすると以下の画面が表示されます。
あとはいつも皆さんがCafeで接続するようにパスワードを入れ込めばスリランカで快適なWiFi生活をスタートすることができます。
飛行機の中で早くもラインやメールのやり取りができるのは画期的ですよね。
気候に関しては11月でしたが、やはり飛行機の扉をでた瞬間に高温多湿の空気を受けることになりました。
先ほどまで寒かった機内との比較でより暑く感じてしまいます。
関連:スリランカってどんな国!?旅行をする前に歴史・気候・名所・名産・物価を整理しておこう!
入国手続きは日本と同様で簡単な紙に必要事項を記入してパスポートをみせるだけで完了します。
親日国だからなのか、何も質問されることなく非常に簡単に入国手続きを完了してくださいました。
スリランカタクシーサービスのドライバーと合流
スリランカは公共交通機関が発達していないのでタクシーチャーターが移動の主流となっています。
特に筆者のように短い期間で全ての世界遺産を回るというプランの場合は時間が許されません。
筆者は日本で最安値で提供されており、口コミも多く信頼性が高いと思われるスリランカタクシーサービスに事前に申し込んでいました。
同社は最初に添付した筆者の旅行プランまで策定してくださり非常に手厚いサポートを受けれて旅行前の段階から大変満足していました。
関連:【Sri Lanka Taxi Service】口コミで評判のチャーター業者『スリランカタクシーサービス』を実際利用した旅行者目線で徹底紐解く!
実際、荷物をピックアップした出口では現地んタクシー業者が大挙して押し寄せてきます。
正直向こうからよってくる業者は怖いので予め信頼できる業者に決めておいてよかったと思います。
ドライバーとは日本在住時からWattAppというアプリを使って待ち合わせ場所を決めていました。
待ち合わせ場所は簡単で荷物ピックアップして外にでたPagingエリアとなっていました。
所謂ネームプレート等で旅行客をツアーがまっている空港特有の柵がある場所のことです。
バンダラナイケ空港は出口が非常にシンプルな作りなので迷うこともありませんし、WhatsAppで連絡が取り合えるので迷子になることもありません。
以下は筆者の旅のパートナーであるスリランカタクシーサービスのドライバーであるアサンカ氏です。
知識豊富で色々と説明してくれるナイスガイです。
筆者は多少カタコトですが英語がしゃべれるので英語ドライバーですが、同社は要望が必ず通るわけではないですが日本語ドライバーを指名することも可能となっているそうです。
仮に英語が不安でも日本語デスクも常設されているので特段困ることはないかと思います。
空港で両替を行う
ドライバーと合流後に多少の手持ちが欲しかったので空港で両替を行いました。
空港は荷物ピックアップをしたところで5つほどの銀行が両替所を用意してしきりに勧誘してきます。
全ての銀行のレートを確認したのですが同一レートでした。(談合していますね確実に)
2019年11月10日時点のレートは1スリランカルピー=1.588円となっていました。
因みに何も手数料が取られていない場合の中立レートは1スリランカルピーは1.65円となっています。
つまり中立レートから3.8%のマージンが取られていますが新興国通貨であることを考えると良心的なマージンだなと思いました。
例えばドル円でも成田や羽田で片道5%程度のマージンを取ってきますからね。
因みにドライバーのアサンカに尋ねたところ、あまり市中レートと空港レートに大差はないそうです。
実際に1万円交換して15,880スリランカルピーが両替されました。
因みに以前欧州に旅行した時は為替のスプレッド以外にも両替手数料で10%取られて合計15%の手数料を徴収されたことがあります。
事務手数料を全くとっていないのは良心的であるといえるでしょう。
ネゴンボの宿へ
両替をすませたら、アサンカのタクシーの乗り込みネゴンボにある本日の宿であるテラス・グリーン&スパへいきました。
関連:スリランカ旅行で利用したホテルを紹介!!値段、観光地からのアクセス、予約方法、快適度から徹底評価。
コロンボからタクシーで30分ほどでアサンカと楽しくスリランカのことについて話していたらあっという間につきました。
正直期待していたよりオシャレで驚きました。
部屋も非常に広くて清潔感もあり初日の疲れを癒すのに最適の宿です。
因みに欲しいものは全て以下の通り完備されていました。
- ボトルウォーター
- 歯ブラシ
- シャンプーとボディーソープ
- Wi-Fi
- レストラン
因みに以下は筆者がiPhoneで撮影した映像ですが高級感が伝わるかと思います。
そして本日中国東方航空のご飯が不味すぎて朝のラーメンから何もたべていなかったので、夕食をホテルでいただきました。
以下はスリランカの伝統料理コットゥです。
コットゥはチーズと肉と野菜を刻んで炒めた料理なのですが、日本でも中華料理屋で食べたような懐かしさのある味でした。
控えめにいって大変おいしかったです!
因みにマンゴージュース(150円)とコツゥ(600円)という格安料金で満足度は最高潮にたかかったです。
明日へ向けて
筆者のスリランカ旅行のDay1は移動に費やされましたが、無事旅行する準備が整ったのは上々といったところでしょうか。
明日は古都アヌラーダプラに向けて出発し世界遺産巡りの旅を開始したいと思います!
2日目:【スリランカ旅行記②】ネゴンボからアヌラーダプラを経てバワ建築ホテル『ヘリタンスカンダラマ』へ!
スリランカ旅行の全行程についてまとめたものは以下となります。