筆者は2019年11月10日から11月19日の8泊9日でスリランカ旅行を行いました。
その過程で11月11日の12日の2日間、スリランカ旅行では外せないホテル『ヘリタンスカンダラマ』に宿泊しました。
本日はバワ建築としても有名な『ヘリタンスカンダラマ』について実際の経験者目線で写真と動画を交えながらお伝えしていきたいと思います!
そもそもバワ建築とは?
ジェフリー・バワはスリランカ人の母親と英国人の父親の間にうまれました。
彼はスリランカ の主要都市であるコロンボの裕福な家庭に生まれ弁護士として働いていましたが、
30代後半から故郷スリランカに理想郷をつくるべく欧州で建築を学び数々の建築物を建造しました。
『スリランカ建築の父』と呼ばれるジェフリー・バワはスリランカ国内に15軒以上のリゾートを建築しています。
ヘリタンスカンダラマの他に代表的なホテルは以下です。
- ジェットウィングラグーン
- ジェットウィングライトハウス
- ブルーウォーター
- ルヌガンガ
- アバ二ベントタ
また、バワが終生の住まいとしていたコロンボ市内のナンバー11や寺院にも筆者は訪れました。
→ 【スリランカ旅行記⑧】ゴールからコロンボに向かい観光!バワ建築の寺院とアフタヌーンティーを堪能。
→ 【スリランカ旅行⑨】本格的アーユールベーダを体験してコロンボを観光後日本への帰路へ!
バワは森や山や海といった大自然と建築物を一体化させたトロピカル建築の第一人者としてしられています。
今回紹介するヘリタンスカンダラマはまさに大自然を存分に利用して作られています。
自然が建築物の一環として取り入れられており、今まで筆者が宿泊してきたホテルとは一線を画すホテルでした。
ラグジュアリーホテルグループのヘリタンスとは?
ヘリタンスカンダラマはスリランカのラグジュアリーホテルグループであるヘリタンスによって運営されています。
物価の安いスリランカにおいても1泊あたり1万円〜1.5万円の価格で提供されています。
ヘリタンスカンダラマ以外のヘリタンスグループの有名なホテルを挙げると以下となります。
- ヘリタンスネゴンボ
- ヘリタンスマハゲダラ
- ヘリタンスティーファクトリー
- ヘリタンスアーユールベーダ
筆者は旅行中にヌワラエリヤにあるヘリタンスティーファクトリーに宿泊しました。
→ 【スリランカ旅行記⑤】ヘリタンスティーファクトリーで紅茶工場を見学しハイティーを堪能!高原列車で優雅な景色を楽しもう。
ヘリタンスティーファクトリーは紅茶工場を改装したホテルで宿泊だけでなくハイティーや茶摘み体験もでき非常におすすめのホテルです。
ヘリタンスカンダラマの外観と内観
それではいよいよヘリタンスカンダラマの紹介に移っていきたいと思います。
夜は幻想的な雰囲気
筆者は11月11日の夜にヘリタンスカンダラマに到着しました。
正直最初に訪れた時、ここは博物館なのかと驚きました。
ホテルなのに最初にセキュリティーチェックがあります。
ホテルであると同時に観光地なんだなということを体感する衝撃でした。
ヘリタンスカンダラマの廊下ですが岩が突如として出てくる局面が多くあります。
ヘリタンスカンダラマは自然を利用して作られたホテルで、この岩は自然のむき出しの岩肌であって置かれているモニュメントではありません。
エントランスホールは5階にありますが、6階の食事ホール(後で詳述)の階段にはふくろうのモニュメントが置いてあります。
夜は怖いのですが、後で紹介する昼間にみると壮大さを体感することができます。
夜のヘリタンスカンダラマの外観を外からみると以下となります。
ご覧いただければわかるのですが周りは漆黒です。
本当に漆黒の森の中に突如として現れるのがヘリタンスカンダラマなのです。
日中は清々しい雰囲気
陽の光がある時は景観や景色が一変します。
以下は筆者が撮影した5階から6階に上がる階段を登りながら内観と景色を撮影したものです。
夜は暗くて見えなかったカンダラマ湖が非常に綺麗です。
フクロウのモニュメントも夜とは違った見え方がします。
まるで本当にフクロウが飛んでいるかのようですね。
隠れたおすすめスポットとしてエントランス階から続くプールがあります。
プールとカンダラマ湖が水平線上に広がっているかのような壮麗な景観を楽しむことができます。
反対にプールサイドからヘリタンスカンダラマを眺めた写真が以下です。
西洋建築であることがわかりますね。夜はぼんやりとしかわかりませんでしたが、自然と現代建築の融合をよりしっかりと体感することができます。
部屋もゴージャスで風呂とトイレもセパレート
ラグジュアリーホテルが運営しているだけあって部屋も非常に豪華です。
まるで欧州の高級ホテルに泊まっているような錯覚に陥ります。
ただ一つ難点としては、やはり自然の中にあるということでたまに昆虫やトカゲがいる場合があることです。
筆者も風呂にトカゲがいて爬虫類が嫌いな筆者はあわてふためきフロントに連絡して取り除いて貰いました。
すぐに対応してくれるので不便な点があったら連絡しましょう。
筆者も実際に使った便利な文言を紹介しておきます。
(フロントに電話)
フロント:
Hi Can I help you, Sir (何か御用ですか?)
筆者:
I find the lizard in the bathroom (トカゲを見つけたんだ)
Please can you get rid of it !! As soon as possible!! (できるだけ早く取り除いて欲しいです!)
因みに蛾の場合はlizard(リザード)の部分をmoth(モス)に変換しましょう。
ただ、それ以外は非常に快適でベットもよく疲れをしっかりと取ることができました。
夕食も朝食もビュッフェスタイル
ヘリタンスカンダラマは基本的にはビュッフェスタイルで食事を提供しています。
夜と昼にわけて紹介していきたいと思います。
種類も多く豪華絢爛な夜のビュッフェ
夜のビュッフェは19時からで価格は3500スリランカルピー(約2100円)です。
カレーだけでも10種類近くあり、更に欧州風、中華、東南アジア風と多くの料理が用意されています。
全部合わせると100種類くらい提供されているイメージです。
以下もワンコーナーですが、様々な料理が用意されています。
デザートだけでも10種類以上が提供されていました。
更に外に出るとステーキがバーベキュースタイルで提供されていました。
毎日同じわけではないですが、以下の通りパフォーマンス性もあって面白いです。
コラム:洞窟の中のレストランは超高額
ガイドブックの中には洞窟の中のレストランも味わえると記載があったので2日目の夜に経験しようと思いました。
しかし、価格を聞くと2名様から可能で1人あたり200USDつまり最低400USDと言われて断念しました笑
価格は問題ではないという方は、エントランスのレセプションで予約することができるので聞いてみるとよいでしょう!
高級ホテルの朝食が味わえる朝ビュッフェ
朝は6時から2500スリランカルピー(約1500円)で同じく6階で提供されています。
以下はビュッフェ会場ですが朝の方がわかりやすいですね。
夜ほどではないですが、大変多くの料理が提供されています。
また朝でも夜と同様に実演コーナーが用意されています。
西洋風のオムレツやソーセージ、ベーコン等もつくっていますが、スリランカ流の朝食も提供されていました。
筆者が宿泊した時は米粉と小麦粉をませて作った記事に卵を載せる代表的なエッグホッパーが提供されていました。
ヘリタンスカンダラマへ行く方法
ヘリタンスカンダラマは文化三角地帯のど真ん中に位置しています。
筆者はアヌラーダプラの観光後にヘリタンスカンダラマに宿泊し、翌日ポロンナルワとシーギリヤロックを観光。
2泊目のあと、ダンブッラを巡りキャンディへと赴きました。
スリランカに個人旅行する上で必要なことを経験者目線で解説!!「スリランカタクシーサービス」を駆使して効率的に世界遺産を巡ろう!
ヘリタンスカンダラマを利用することで非常に効率的に世界遺産を巡ることができます。
しかし、肝心のヘリタンスカンダラマは全ての遺産から絶妙な位置になり公共交通機関は発達していません。
そこで筆者を含めた外国人観光客が使用しているのがスリランカのタクシーチャーターです。
タクシーチャーターを利用すれば移動に関する手間を一切省略でき快適にかつ効率的に観光を行うことができます。
筆者が使用したスリランカタクシーサービス についてもまとめていますので参考にしていただければと思います。
→ 【Sri Lanka Taxi Service】口コミで評判のチャーター業者『スリランカタクシーサービス』を実際利用した旅行者目線で徹底紐解く!
まとめ
ヘリタンスカンダラマは自然に融合したバワ建築のラグジュアリーホテルです。
外観は壮大な自然を利用し、内観は西洋の高級ホテルのテイストで食事も豪華なビュッフェスタイルで疲れを取ることができます。
場所的にも遺跡の中心地にアクセスしており観光にも便利なので是非とも利用することをおすすめしたいホテルでした!
筆者がスリランカ旅行中に利用した、その他のホテルについても以下で紹介していますので参考にしてみてください!
→ スリランカ旅行で利用したホテルをReview!!値段、観光地からのアクセス、予約方法、快適度から徹底評価。