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スリランカの世界自然遺産『シンハラージャ森林保護区』とは?野鳥や固有の生物を観察しよう!

スリランカには8個の世界遺産が存在しますが内訳は6個の世界文化遺産と2個の世界自然遺産となっています。

 

関連:スリランカの8個の世界遺産を徹底解説!必見の観光名所を一挙に紹介する。

 

今回は前回紹介したスリランカの中央高地とともに世界自然遺産に登録されているシンハラージャ森林保護区についてお伝えしていきたいと思います。

 

関連:『アダムスピーク』と『ワールトエンズ』を見よう!世界自然遺産『スリランカ中央高地』の魅力を解説。

 

シンハラージャ森林保護区とは?

シギリヤロック等と比べると、あまり有名ではない『シンハラジャ森林保護区』。

しかし、スリランカ固有の植物や動物、野鳥を観ることができる大自然地帯です。

スリランカ中央高地の南西部に位置

ますシンハラージャ森林保護区の地理的な説明をします。

シンハラージャ森林保護区は同じく世界自然遺産に登録されているスリランカの中央高地の南西部に位置しています。

また、スリランカの南西部の海岸沿いにある世界文化遺産ゴールとも比較的近い距離に存在しています。

シンハラージャ森林保護区の地図

 

豊富な自然で世界自然遺産に登録

南北21km東西7kmの小さなエリアですが、1988年に世界自然遺産に登録されています。

2010年に登録された『スリランカの中央高地』よりも20年も早い登録になっています。

世界遺産を認定しているUNESCOのシンハラージャ森林保護区の説明を引用させていただきます。

 

Located in south-west Sri Lanka, Sinharaja is the country's last viable area of primary tropical rainforest. More than 60% of the trees are endemic and many of them are considered rare. There is much endemic wildlife, especially birds, but the reserve is also home to over 50% of Sri Lanka's endemic species of mammals and butterflies, as well as many kinds of insects, reptiles and rare amphibians.

引用:ユネスコ

 

日本語で分かりやすくようやくすると、シンハラージャ森林保護区はスリランカで最後の原生熱帯雨林がある場所です。

樹木の60%以上は固有しで固有の野生生物特に野鳥が多く生息しています。

 

ただ長年の紅茶畑用に切り開かれた森林伐採で森林面積がかつての1割にまで減少しています。

そのため、現在UNESCO『人間と生物圏計画』に指定されている危機的な世界遺産なのです。

 

シンハラージャ森林保護区の見どころ

それではシンハラージャ森林保護区の見どころについてお伝えしていきたいと思います。

豊富な野鳥

実はスリランカは野鳥の宝庫で34種類もの固有種が生息しています。

なかでもシンハラージャ森林保護区には19種類もの固有種が生息しており世界のバードウォーッチャーのメッカとなっています。

孔雀やキジの仲間を含めて数多くの種類の野鳥が生息しています。

 

原生熱帯雨林

シンハラジャ森林保護区の固有植物

先ほど世界自然遺産に認定された所以のところでも触れましたがシンハラージャ森林保護区は熱帯雨林地域です。

同保護区ではスリランカの固有種の樹木の6割以上が存在しています。

人気のアーユールヴェーダの薬草として使用される樹木も数多く生息しています。

 

カメレオンを含めた爬虫類が豊富

シンハラジャ森林保護区のカメレオン

参照:ユネスコ

 

シンハラージャ森林保護区は深い森なので哺乳類はあまり見かけることはありません。

しかし、豊富な爬虫類が存在しています。

特にカメレオンを見ることができるので大きな見どころといえますね。

 

シンハラージャ森林保護区の注意点

それではシンハラージャ森林保護区を周遊する際の注意点についてお伝えしていきたいと思います。

 

多い降水量

同地区は熱帯雨林地域である年間降水量も4000mm程度という雨の多い地域です。

できれば雨合羽を持参した方がよいでしょう。

尚、観光に適したシーズンとしては雨が少ない1月〜2月となります。

 

ヒルに要注意

シンハラージャ森林保護区は20度〜30度という比較的高い気温ですので半ズボンで行きたくなります。

シンハラージャ森林保護区ではヒルが生息しているので長ズボンが必須です。

靴下の中にズボンを入れてヒル対策をしておきましょう。

 

シンハラジャ森林保護区を観光する方法

シンハラジャ森林保護区ではガイドが必要なので現地のツアーを申し込むのが一般的です。

筆者は全ての世界遺産を周遊する一環としてシンハラージャ森林保護区にも行きました。

以下は筆者のスリランカ旅行の日程です。

スリランカタクシーサービスが提案してくれたプラン

ちなみに以下は実際に周遊したルートとなります。

スリランカ旅行のルート

 

全ての日程の移動手段として活用したのが『スリランカタクシーサービス』です。

因みに上記の旅行の日程もスリランカタクシーサービスさんに提案していただきました。

 

スリランカタクシーサービスではドライバーが現地のコネを通じてガイドの方を紹介してくれます。

現地の直接的な紹介なので価格もツアーを手配するよりも大幅に抑えることができます。

 

スリランカ中央高地やシンハラージャ森林保護区のような交通の便が悪い場所は勿論のこととして、各世界遺産を効率よく回ることができました。

皆さんにもおすすめできるチャーターサービスです。

 

関連:【Sri Lanka Taxi Service】口コミで評判のチャーター業者『スリランカタクシーサービス』を実際利用した旅行者目線で徹底紐解く!

まとめ

スリランカは文化遺産だけでなく自然遺産も魅力的な場所です。

大自然大好きという方は是非とも『スリランカの中央高地』とともに『シンハラジャ森林保護区』も訪れて見るとよいでしょう!

関連:【スリランカ旅行記⑦】唯一の熱帯雨林『シンハラジャ森林保護区』と最後の世界遺産ゴールを観光!

スリランカ旅行を実りあるものとするために!

筆者は40カ国以上の国を大学時代から社会人にかけて歴訪しています。

欧米のような先進国や東南アジアや中国等では公共交通機関も発達しており、尚且つ英語も通じるのでバックパックをしてきました。

 

しかし、スリランカは依然として公共交通機関が発達しておらずタクシーをチャーターして巡るのが最も有力な選択肢となります。

スリランカは国土の中に多くの世界遺産を抱えておりタクシーをチャーターすることで効率的に名所を巡ることができるのも魅力的なポイントです。

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筆者はスリランカタクシーサービスを利用してスリランカを効率的に巡っていきました。

スリランカタクシーサービスを使った旅行記

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